【こんな人】涙のツアー初V19歳桜井心那 名前の由来は「心が広く」サッカー界のあの人の後輩

初優勝を飾りトロフィーを手に笑顔を見せる桜井(撮影・小沢裕)

<こんな人>

<国内女子ゴルフツアー:資生堂レディース>◇最終日◇2日◇神奈川・戸塚CC(6605ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)◇観衆8349人

桜井心那(ここな、19=ニトリ)が桑木志帆(20=岡山御津CC)とのプレーオフを制し、逆転でツアー初勝利を挙げた。1打差5位から出て6バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーの278で桑木とのプレーオフへ。2ホール目でバーディーを奪った。昨年国内下部のステップアップツアー史上最多5勝を挙げ、賞金ランキング1位となった19歳。確かな第1歩を踏み出した。

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桜井はサッカー日本代表の森保監督と同じ長崎日大高出身。「サッカーは分からないですが、高校でも森保さんの日本代表とかの話題で盛り上がった。すごいと思う」と大先輩を尊敬している。6歳でゴルフを始め、21年に九州女子アマ、九州ジュニアで優勝した。高校3年だったこの年の11月にプロテストに一発合格した。

家族は両親と兄2人の3人兄妹。父一也さん(61)や母伊津子さん(56)は「有言実行」と口をそろえる。父は「常に目標を立てて、はっきり口にするタイプ。プロテストも一発合格したいと言っていた」。また、飛距離については「この1年ですごく伸びた」と驚くが、桜井自身は「ウエートトレーニングもしないし、ジムにも行かない。何で飛距離が出るか、分からない」と首をひねる。まだまだ伸びしろがありそうだ。

心那(ここな)という名前の由来について、桜井は「心が広く、みたいな意味と聞きました。心が広いか分からないけど、穏やかに落ち着いているとは思います」と口にした。

◆桜井心那(さくらい・ここな)2004年(平16)2月13日生まれ。長崎市出身。ゴルフは兄の影響で6歳から始める。長崎日大高出身。21年11月にプロテスト合格。ステップアップツアーで昨年5勝で賞金ランキング1位。今季からレギュラーツアーに本格参戦。ツアー5位につける約254ヤードの平均飛距離を誇る。今季ここまでの最高成績は5位(2試合)だった。ニトリ所属。166センチ、62キロ。

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