〈NEC軽井沢72〉◇第1日◇11日◇長野・軽井沢72北C(6702ヤード、パー72)◇賞金総額1億円円(優勝1800万円)◇有観客開催
全選手がホールアウトし、今季1勝の小祝さくら(25=ニトリ)が9バーディー、1ボギーの64で回り、単独首位に立った。
若林舞衣子が首位に1打差2位。菅沼菜々、ささきしょうこ、アマチュア六車日那乃(むぐるま・ひなの、21=日本ウェルネススポーツ大)の3人が2打差3位につけている。
5月に腰の手術を受け、約3カ月ぶりに前週大会でツアー復帰した原英莉花は70で回り、26位となっている。レギュラーツアー初出場のジョン・ジユ(韓国)は75で91位と出遅れた。
アマの六車が絶好のスタートを切った。7月のミネベアミツミ・レディースの6位発進を上回る初日自己最高位の3位。1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66で回った。「ホントに運が良かった。いいショットもすごくたくさん打って。やりやすいゴルフで良かった。ちょっと自信になりました」と笑みがこぼれた。
3番で6メートルをねじ込んでバーディー先行。5、6、7番で3連続バーディー。中でも、6番パー4はラフから残り20ヤードの第3打を直接カップに入れた。「あのチップインバーディーが流れを良くした」。16番パー5で残り80ヤードからの第3打は58度ウエッジで放り込み、ショットイン・イーグルを決めた。
今季レギュラーツアー出場は6試合目。3回目の挑戦となった昨年のプロテストは1打差で涙をのんだ。上田桃子や吉田優利のコーチを務める辻村明志氏に指導を仰ぐ。「消極的だったり、不安が多かったりというのが、プレーにも私生活にも出てしまう。自分の芯を持たないといけない」。辻村門下生が集まったオフの合宿で、上田からも「自分がどうしたいかだよ、もっと自信を持った方がいいよ」と助言された。
辻村コーチから「体を強くして自信をつけていこう」とのアドバイスもあって、プロテスト不合格約1週間後から、大きなタイヤを押し引きするトレーニングを始めた。「パワーがついて球質も良くなった。いろいろ影響されないというか、自分がどうしたいかを最優先に考えるようになりました」と効果を明かした。
4回目の挑戦となる今年のプロテストは2次から受ける予定。レギュラーツアーでアマチュア優勝した場合、プロテストは免除される。アマVへの意欲を聞かれると「3%くらい。あ、でも40%(笑い)。まだ1日目。2日目、3日目に自分のプレーができたら、それもあり得るんじゃないのかな」。自分のプレーに徹し、19年古江彩佳以来となるツアー史上8人目のアマVを淡々と目指す。