<国内女子ゴルフツアー:CATレディース>◇第2日◇19日◇神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)◇有観客開催
首位と6打差の18位から出た勝みなみ(25=明治安田生命)が、5つ伸ばしてホールアウト時点で4位に浮上した。
7バーディー、2ボギーの67で回り、通算8アンダー、136。13ホールを終え、10アンダーでラウンドしている首位の西郷真央とは2打差となっている。
出だしの1番パー5で、幸先よくバーディーを奪った。ピンまで30ヤード、右ラフからの第3打を2メートルにつけて伸ばした。だが、2番パー4のティーショットを、あわやOBというほど左に曲げ、林からの第2打は木の枝に当たってグリーンに届かずボギー。3番パー3のティーショットは、グリーンのはるか手前右ラフに落下した。さらに4番パー4は、ティーショットを右ラフに入れたり、第2打をピン手前10メートルにしかつけられなかったりと、ショットの乱れが目立った。
それでも5番パー3から、右向きだと気付いた肩の位置を修正して復調した。5番で8メートルのパットを決め、2つ目のバーディーを奪うと、6番パー4では、残り91ヤードからの第2打を60センチにピタリと寄せた。9番からは3連続バーディーを奪うなど、ラウンド中の修正力の高さで伸ばした。
今季から米ツアーを主戦場とする勝は、前週が英南部タドワースで行われた、メジャーのAIG全英女子オープンに出場して21位となり、15日朝に帰国した。今大会は国内ツアー5カ月ぶり4戦目の出場。次週はすぐに、カナダ・バンクーバーでの米ツアーに復帰する。過密日程で疲労が残る中での参戦だったが、予選通過は確実で、優勝争いに名を連ねて最終日に臨む見込みとなった。
ホールアウト後、公式会見に臨み「今日は、パットに助けられた。5、6メートルとか、いい距離のバーディーパットが入ってくれたので、いいリズムで回ることができました」と、振り返った。勝らの組がホールアウトした直後、雷雲接近のため、全選手の競技が一時中断。すぐに練習時間に充てることができるなど、自らつくったリズムが、過密日程の体への負担も軽減させることになった格好だ。
温泉地の箱根で行われている今大会中は、温泉旅館に宿泊し、楽しみにしていた温泉につかってリフレッシュしている。第1日の前日18日は、知人宅で待望のサウナも堪能し「すごいスッキリして、ととのった」と、満面の笑みで報告した。
今大会の開幕前に「まずは予選通過が目標。あとは、向こう(米国)は、すごい経費とかもかかるので、少しでも上位に行って、お金をたくさんもらって帰りたい」と語っていた。予選通過を確実とし、この日の競技後は「目指すところは優勝」と、目標を上方修正した。最終日に向けても「1番(パー5)からバーディー、イーグルを取って、流れをつくっていきたい」と、身上とする攻めのゴルフを約束していた。