〈国内女子ゴルフツアー:延田グループ・マスターズGCレディース〉◇最終日◇22日◇兵庫・マスターズGC(6495ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝3600万円)
今大会予選落ちで、20日のプレーを最後に日本ツアーから引退したイ・ボミ(35=韓国)の引退セレモニーが行われた。
良き友、良きライバルで21年に一足早く引退した同級生のキム・ハヌル(34=韓国)から花束を受け取り、夫のイ・ワンさんと考えたスピーチを披露。日本ツアーに別れを告げた。
セレモニー終了後、イ・ボミは「試合が終わって、今から試合がないと思って幸せだったんですけど、今は本当に寂しい。プレーしてたときは本当幸せだったから、次の人生も楽しみたい」と振り返った。
大会前に思い描いていた、決勝ラウンドを戦う姿は、ファンに見せられなかった。それでも、「後ろから選手たちを見るとかっこよかった。一生懸命で目の力も魅力があった。私もまた打ちたいという気持ちあったけど、応援した方が良いんじゃないかって思いました」。
優勝した菅沼菜々については「強いし、かわいすぎる」と絶賛。「私もファンになりそう。ああいう選手はたくさん出て欲しい」と言い、笑った。
菅沼のキャディーを務める川口大二氏には、自身もバッグを預けて優勝したことがあるだけに「優勝してほしかった。私が引退する大会で大二さんが優勝したら、良い思い出になると思ってた。人と人の縁がすごいなと思って幸せでした」と喜んだ。
ファンだけでなく、他の選手からも愛された13年間のツアー人生を「競い合うだけと思ってたけど、友達でいてくれて幸せなツアー生活でした」。報道陣にも「皆さんが私を作ってくれた。本当に感謝している。ここでもらった思いをツアー以外の違うところで、良い影響を与えられる選手になりたい。ここでサヨナラじゃなくて、また会いましょう」。“スマイル・キャンディ”は最後まで笑顔だった。