<国内女子ゴルフツアー:樋口久子・三菱電機レディース>◇第1日◇27日◇埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇有観客開催
国内ツアー通算5勝の原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)は、首位と2打差の8位発進となった。7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で3アンダー。5アンダーで首位の岩井明愛らを追う展開となった。
出だしの1番パー5で、幸先よくバーディーを奪った。フェアウエーからの第2打は、グリーンにわずかに届かなかったが、第3打をウエッジで1メートルに寄せて伸ばした。4番からは3連続バーディー。4番パー3は、ティーショットを手前7メートルにつけ、5番パー4は下りの4メートルを決めて伸ばした。勢いに乗って6番パー4は、第2打がグリーンをわずかにオーバーしながらも、ピンまで10ヤードからパターで決めて、ギャラリーの大歓声を呼び起こした。この時点で単独首位に立った。
だが7番パー4で最初のボギーをたたいた。第2打がグリーンに届かず、ピンまで15ヤードのラフからの第3打は2メートル残した。これを決められず、この日初のボギーで肩を落としたが、4位で折り返した。
後半は12番パー3でダブルボギーをたたきながらも、上がり2ホールを連続バーディーで締めるなど、折り返し時点と同じ3アンダーに戻して終えた。17番パー4は、残り149ヤードからの第2打を30センチにピタリと寄せて伸ばした。18番パー5は、2オン2パットで7つ目のバーディーを奪った。
原は、米ツアーの来季出場権を目指して臨んだ、今月の2次予選会(フロリダ州)の第3ラウンド終了後、スコア誤記が判明して失格した。その後、帰国に際しても、トラブルで予定の飛行機に乗ることができず、今大会開幕2日前の24日夜に帰国。事前に練習ラウンドでコースを回ることができておらず、ぶっつけ本番で臨んだが「コースはずっと知っていますし、グリーンの硬さを警戒していたんですけど、ショットは良かったですし、そこまで苦にならずにプレーに集中できた」と、うなずいた。
18ホールを回り終え、スコアカード提出の場面については「めっちゃ見直しました」と、笑い話にして、スコア誤記の悪夢が吹っ切れた様子をのぞかせた。ただ「時差ぼけか分からないですけど、普段は1度寝たら起きる時間まで目が覚めないタイプなのに(深夜)2時とか3時に目が覚めてしまって、そこから寝られないのが続いていた」とも明かした。精神面も含めたコンディションは、けっして良くはない中でも、上々のスタートを切った。