蝉川泰果が地元でプロ2勝目を目指す「夢はまだまだ先、高いところにある」プロデビューから1年

プロアマ戦に臨む蝉川(撮影・前田充)

<国内男子ツアー:マイナビABCチャンピオンシップ>日刊スポーツ後援◇プロアマ◇1日◇兵庫県ABC・GC(7217ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

蝉川泰果(22=フリー)は1日、マイナビABCチャンピオンシップ(日刊スポーツ後援)のプロアマに参加。

2日に開幕する同大会にリラックスしたゴルフで臨み、4月の関西オープン以来となるプロ2勝目を狙うことを誓った。

アマチュア時代の22年にパナソニックオープンと日本オープンを制し、史上初のアマチュア2勝という実績を持つ蝉川だが、プロデビュー戦は昨年の今大会だった。あれから1年、この節目を特別大きく捉えてはいないということだが「1年たって、まだ夢に向かえている。夢はまだまだ先、高いところにあるんですけど、実現するためにいろんな経験をできているなと思っています」と確かな前進を感じている。

今大会は、メンタル面を調整して戦うことを強調した。「最近はピンと張り詰めすぎていた」。父やメンタルトレーナーからの指摘も受け、見つめ直した。

「どの物事に対しても、おおらかに見ることがすごく大事かなと気付いた。同時に、1年前に持っていた“ガッツさ”をもっと出して、今週はポジティブなマインドでやってみようと思っています。悪い時にいかにネガティブにならずに回れるか。やっぱり気持ちの面が一番重要なスポーツだと思うんで」

アマチュア時代と同じように結果が出せず「うまくいっていないなという感じ」と苦悩ものぞかせる。それでも今週は前向きな思考で乗り切るつもり。「苦しい思いをしたら、何かいいことあるっしょって考えてます」。

蝉川は地元・加東市で行われるこの試合を笑顔で戦い、プロ転向後1年での成長を見せる舞台とする。