5年ぶり日本ツアー参戦のアンシネは2戦連続予選落ち「お金を使っちゃってマイナス」

1番、ティーショットを放つアンシネ(撮影・上山淳一)

<国内女子ゴルフツアー:明治安田レディス>◇第2日◇8日◇高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

首位と9打差の2オーバー77位から出たアン・シネ(33=韓国)は1バーディー3ボギーの74で回り、通算4オーバー148。開幕戦に続き予選落ちした。

前半を1バーディー1ボギーで折り返したが、風が強くなった後半でスコアを2つ落として、カットラインに2打届かず。「コースはそれほど難しくないけど、風のせいで難しく感じた」と悔しさをにじませた。

コロナ禍で3年間ほどゴルフから離れていたが、昨年の最終予選会(QT)に参加し、16位で通過。日本ツアー前半戦の出場権を獲得し、19年以来5年ぶりに参戦している。

開幕から2戦を終え、「筋肉痛です。今回の会場もアップダウンがすごいと聞いてたんですが、実際に疲れました」。ショット面についても「満足はあまりないです。すべてのショットを練習しないと」と3年間のブランクを感じてはいるが、「徐々に戦う自分になってきてる。腕がさびついてるのでオイルを塗って動きをよくしてる」とジョークで笑いを誘う場面もあり、体調は悪くなさそうだ。

次週のVポイント×ENEOSにも参戦。後半戦の出場資格を見直す6月のリランキングまでに14試合に出場予定だといい、「2試合やって予選で落ちてますけど、通過して3日目、4日目をしたい。賞金を稼ぎたいんですよ。結構お金を使っちゃってマイナスなんです。早く稼がないと」と苦笑していた。【阪口孝志】

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