小祝さくら、オフの合宿の成果は「ほぼゼロ」も開幕戦で修正を加え安定したショットで上位進出へ

9番、笑顔で話しながら2打目に向かう小祝(左)と上田(撮影・上山淳一)

<国内女子ゴルフツアー:明治安田レディス>◇第2日◇8日◇高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

7アンダー14位から出た小祝さくら(25=ニトリ)が7バーディー1ダブルボギーの67で回り、通算7アンダー137。首位の鈴木愛(29=セールスフォース)と2打差の2位に浮上した。

出だしの10番パー5で残り125ヤードの3打目を3メートルにつけバーディー。13番パー4は残り155ヤードを2メートル、15番パー5はグリーン手前から1メートルと次々とピンに絡めてバーディーラッシュ。17番でパー3で4パットのダブルボギーはあったが、後半に入っても1、6番でバーディー。8、9番の上がり2ホールも連続バーディーで締めくくった。

風速11メートルの強風に苦しむ選手も多い中、リーダーボードを駆け上がったが、当の本人は「80点くらい。パットと風のジャッジミスがあったので」。強風は得意なのかと思いきや「毎ホール、毎ホール、違う風が吹くので悩まされました。もうよく分かんなくて。嫌いです」とはっきりとお断り。昨年も3位だったが、コース相性が良いとは感じていない。

オフには竹田麗央とタイ合宿を行った。開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースも9位と成果が出ているようにも思えるが、「合宿の成果はほぼゼロです」。ダイキンでショットに修正を加え、「すごく良い感じ」になったというから、何がどう幸いするか分からない。

「ショットは悪くない。狭いホールが多いので、ティーショットをしっかり集中して最後まで集中力を切らさないようにプレーしたい」。ショットを武器に上位を目指す。

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