遅れてきた黄金世代「レイチェル」こと臼井麗香がツアー初優勝 悪天候で最終R中止

大会最終日が雨天中止で優勝が決定し、笑顔でポーズを決める臼井麗香(撮影・岩下翔太)

<国内女子ゴルフツアー:アクサ・レディース>◇最終日◇24日◇宮崎県UMKCC(6545ヤード、パー72)

女子ゴルフのアクサ・レディースは24日、宮崎県UMKCC(6545ヤード、パー72)での最終ラウンドが悪天候のため中止となった。競技は前日の第2ラウンドまでの36ホールに短縮され、第2日までに単独首位だった臼井麗香(25=フリー)が通算13アンダーの131でツアー初優勝を果たした。規定により加算賞金額は当初の1800万円の75%となり、1350万円を獲得した。1打差の2位に2連続女王の山下美夢有(22=加賀電子)が入った。

きらびやかなメークやファッションがトレードマークで、愛称「レイチェル」。米ツアーを主戦場にする渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代の1人。昨年は14試合で12度の予選落ちで、メルセデス・ランキングは134位で今季のシード権はない。今大会は主催者推薦で出場するが、第1日に65、第2日に66と好スコアをマークし、単独首位に立っていた。