国内女子ゴルフツアーで通算4勝の桜井心那(20=ニトリ)が、今季のメジャー最終戦で、聖地セントアンドルーズ・オールドコースで開催される、AIG全英女子オープン(22~25日)の出場権を得たことを明かすと同時に、出場を表明した。
CATレディース開幕前日の15日、会場の神奈川・大箱根CCで行われたプロアマ戦に出場後、報道陣に対応。前日14日夜に、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)を通じ、マネジャーに出場権が降りてきたとの一報が入り「まだ飛行機の予約も取っていない」と、出発日も未定というドタバタぶりで出場する。
次週は当初、所属するニトリが主催する、国内女子ツアーのニトリ・レディースに出場予定だった。「一番はスポンサーさんの気持ちが大事なので」と、ニトリへの恩義、申し訳ない気持ちが強いと前置き。その上で「もともと、全英と日程が重なることは知っていた。かぶったら(全英女子の出場権を得られたら)、そっちに行かせてほしいですと言っていた。それで了承もいただけていた。きっと、背中を押してくれると思います」と、出場を即決できた内幕を明かした。
男子の全英オープンは30回開催され、全英女子としては今年が11年ぶり3度目の開催となる、セントアンドルーズ・オールドコースは、男女やプロアマを問わず、多くのゴルファーがあこがれる舞台だ。「去年からずっと出たいと思っていたし、すごい楽しみにしていた。みんな(出場権を得た選手)が全英の話をしているのを聞いて、すごい、うらやましい気持ちがあった。去年もギリギリで出られたので、今年も世界ランキングをどうにか頑張って上げようと思ってやってきた。無駄な1打は自分の中ではなかった。悪い中でも頑張ってきたから、ギリギリで出られたのかなと、いろいろと昨日は考えた」。
今季は前週までトップ10入りが3度。年間女王を争うメルセデス・ランキングは32位で、1年前の同時期にすでに2勝していた昨季よりも、思うような成績は残せていない。それでも予選を通過して50位だった昨年に続く2度目の全英女子は「(目標の)成績は特に決めてないです。楽しんできます。(有名なスウィルカン橋で記念写真を)撮ってきます!」と、強行日程にも明るく臨むつもり。現在は2戦連続予選落ちだけに、まずは今週、復調のきっかけをつかみ、弾みをつけて渡英したい考えだ。【高田文太】