<国内女子ゴルフツアー:Vポイント×SMBC>◇最終日◇23日◇千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)
吉田優利(24=エプソン)が圧勝で国内ツアー4勝目を挙げた。
2位に8打差の首位から出ると、1、2番の連続バーディーなどで後続を寄せ付けずに、4アンダー、1ボギー、1ダブルボギーの71でスコアを1つ伸ばし、通算13アンダー。生まれ故郷の千葉県での大会で2位に9打差をつける独走V。国内ツアーでは、23年ワールド・サロンパス・カップ以来の優勝となった。
「一昨年に優勝してからこういう経験がなかなかかなったのですごい記憶に残る1日になりました。やっぱり今日はこのフィールドで一番いいプレーをしたいという気持ちを朝から持っていたんですけれど、そのとおりにはいかなかったですけれど、自分的には納得のいくゴルフが出来たと思います。ミスも自分の許容範囲に収まってくれてくれていたりパッティングもすごい良かったので、いいゴルフが出来たと思います」
1番パー4の第2打をピン手前1メートルにピタリ、2番パー4でも第2打をピン左1メートルにおいて連続バーディー発進。一時は2位以下に10打差をつけ、安定感抜群のショットが光った。
「地元でもあるしホステス大会でもあってので特別な気持ちできたし、結果で恩返ししたかったのでそのとおりになってすごいうれしいなと思います。こんなに応援していただけるのはアスリートとして幸せだと思いますし、私を見にきてくださっている方もたくさんいたと思うので、結果で恩返し出来て自分は本当に幸せだと思います。今までよりも貪欲になっていて、さらに上を目指したいなと思いますし、アメリカでも良い結果を残せるように頑張ってきたいと思います」
昨季は米女子ツアーに挑戦したが、16試合でトップ10入りは1回のみ。9回の予選落ちを味わってシード権にも届かなかった。「良くない時期を過ごして。結果を出さないといけない状況に追い込まれていた中で、自分のゴルフができなかったことがすごい悔しかった」と振り返る。いまは結果にとらわれないことを心掛ける。「いいプレーをしたい。納得するゴルフをしたい。気持ちよくゴルフをしたい」。昨年12月には2年連続の米女子ツアーの最終予選会に臨み、来季の出場資格を再び獲得。再挑戦の25年の序盤戦で、地元千葉県での大きな勝利となった。
渋野日向子(サントリー)は6位だった。
◆最多差優勝 96年伊藤園レディスでローラ・デービースが、2位に15打差をつけたのが最多差。次が11打差で、73年東海クラシックの樋口久子、98年伊藤園レディスの服部道子(ともに54ホール)、04年日本女子オープンの不動裕理(72ホール)。
◆吉田優利(よしだ・ゆうり)2000年(平12)4月17日、千葉県市川市生まれ。父の影響で小学4年から始める。12歳で関東ジュニア優勝。19年秋にプロテストに合格し、20年1月に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)入会。千葉・麗沢高から日本ウェルネススポーツ大。名前の由来は「優しい子に育ち、周囲の人たちが自分のために動いてくれるように」との願いを込める。憧れは上田桃子、テレサ・ルー。趣味はお菓子づくり。158センチ、58キロ。