<国内女子ゴルフツアー:富士フイルム・スタジオアリス女子>◇第1日◇11日◇埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)
前週から上り調子の安田祐香(24=NEC)が、バーディーラッシュで暫定首位に立った。安田は14ホールを終え、4ホールを残した状態で雷雲接近によるサスペンデッドとなり、7バーディー、ボギーなし。出だしの1番パー5で、3メートルのパットを決めてバーディー発進すると、勢いに乗った。圧巻は、3番からの4連続バーディー。3番パー4で10メートル近いパットを決めると、4番パー4も7メートルのパットを沈めた。するとショットも随所でさえ、5番パー4では第2打を1メートルにピタリ。6番パー5は再びグリーン上がさえ、7メートルのパットを決めた。
サスペンデッドが決まった後に取材に応じ「2つ目のバーディー(3番)が、けっこう長めのが入ったので、流れに乗れたかなという感じです。(パットは)先週、割と良くて、先週よりかは、ちょっとグリーンのスピードが今週は重たいんですけど、打ち切ることが大事かなと思います」と、グリーン上で伸ばした1日を振り返った。一方で「今週はショットがあんまり」だという。雷雲の影響がない屋内などの練習場を求め、コース外での調整に意欲的だった。
良い流れの中で、サスペンデッドとなったが「今から練習できるので、終わって良かったと思います。でも、流れはいい方だったので、どっちもどっちですね」と、冷静に分析した。ショットを修正して臨めるメリットと、好調の流れを持続させることと、どちらがいいのか、現時点では判断できないという。
ただ、前週のヤマハ・レディース葛城で、今季最初のトップ10入りとなる、7位となり、状態上向きの実感はある様子だ。「序盤の試合でトップ10に入るのが、今年が1番早かった。それは、すごくいいこと」。前半戦のうちに1勝、通算2勝目を挙げるという今の目標に向けて、絶好のスタートを切った。【高田文太】