岩井明愛初Vで米ツアー初の双子優勝、妹千怜に続く 最強ツインズが日本ツアーに続く史上初連発

<米女子ゴルフツアー:ポートランド・クラシック>◇最終日◇17日◇米オレゴン州コロンビア・エッジウオーターCC(6497ヤード、パー72)◇賞金総額200万ドル(約2億9000万円)優勝30万ドル(約4350万円)

ツアールーキーの岩井明愛(あきえ、23=Honda)が、涙の初勝利を飾った。

2位に2打差をつけて首位から出たこの日、6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算24アンダーの264で逃げ切った。出場17試合目でツアー初優勝。優勝賞金約4350万円を手にした。2位に4打差をつける完勝だった。

今季から同時に米ツアーに参戦している双子の妹千怜(ちさと)は、出場8試合目、5月のリビエラマヤ・オープンで初勝利を飾っており、日本ツアーでも史上初だった双子による優勝は、米ツアーでも初の快挙となった。

しかも、ルーキーイヤーの同一年で実現。今後、だれも記録できないかもしれない。

優勝インタビューで、岩井明は号泣した。

「すごい、あの…途中きつかったんですけど、自分に勝てたのが本当にうれしいです。最高です。自分だけじゃなくチームで取った優勝。記念になります」

妹千怜はこの日、岩井明に一時は1打差2位まで追い上げるなど、通算19アンダーでフィニッシュ。姉とは5打差3位という堂々の結果だった。

161センチ、59キロと決して恵まれた体格ではない、優勝した岩井明は、抜群の運動神経などを武器に日本ツアーで通算6勝。埼玉県生まれで、8歳から千怜とゴルフを始め、21年に双子で日本のプロテストに同時合格。

日本で通算8勝の千怜とともに「岩井ツインズ」と呼ばれ、ともにピンを果敢に狙うアグレッシブなゴルフで、米ツアーでも話題と人気を集めている。

今季の米ツアーでは竹田麗央、西郷真央、岩井千怜、山下美夢有に続く岩井明が5人目の日本人優勝。うち西郷、山下がメジャー優勝を飾るなど、日本勢の真の黄金時代が到来した。

◆女子ゴルフツアーの姉妹優勝 日本ツアーでは福嶋晃子と浩子姉妹、堀奈津佳と堀琴音姉妹、岩井明愛と千怜姉妹の3組がおり、双子優勝は23年に達成した岩井姉妹が初めてだった。米ツアーではアニカとシャーロッタのソレンスタム姉妹(スウェーデン)が初めて達成。モリヤとアリヤのジュタヌガーン姉妹(タイ)、ジェシカとネリーのコルダ姉妹が続き、岩井姉妹で4組目。双子優勝は米ツアーでも初の快挙。

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