「黄金世代」原英莉花、米下部ツアー初優勝「勝てて本当に幸せ」怒涛のバーディーラッシュで逆転V

原英莉花

<米女子ゴルフ下部ツアー:ワイルドホース・レディースクラシック>◇最終日◇17日◇米オレゴン州ワイルドホースGC(6643ヤード、パー72)◇賞金総額25万ドル(約3630万円)優勝3万7500ドル(約544万円)

国内ツアー通算5勝で、98年度生まれ「黄金世代」の原英莉花(26=NIPPON EXPRESSホールディングス)が、今季から主戦場とする米下部エプソン・ツアーで初優勝を果たした。1打差3位から出て、10バーディー、2ボギーの64で回る猛チャージで、通算18アンダー、198。来季レギュラーツアー昇格がかかる年間ポイントランキング3位に浮上した。岩井明愛とともに日本勢2人が、米ツアーのレギュラーと下部を同時制覇する快挙となった。

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原が下部ツアーで大きな1勝をつかんだ。怒濤(どとう)のバーディーラッシュで逆転Vを果たした。

エプソン・ツアー公式HPによると、原は「ついに勝てて本当に幸せ」と、笑顔をのぞかせた。「できるだけ多くバーディーを取ることを目標に、それに集中し続けました」などと明かした。さらに「自信を持ってプレーすることもできた。今季はショットが本当にいい。安定したスコアを出せるようになったと思う」と話すなど、確かな手応えを感じている。

国内ツアーではメジャー3勝を含む通算5勝。実力者だが、米ツアー出場権に手が届きそうで手が届かなかった。一昨年に米ツアー予選会に出場。2次予選会第3ラウンドのホールアウト後、スコア誤記が判明して失格した。昨年の米ツアー最終予選会は、65位タイまでの最終ラウンドに進めなかったが、米下部ツアー出場権を得た。

24年国内ツアーのメルセデス・ランキングは24位。獲得した25年の単年シード権を放棄し、米下部ツアー参戦を決めた。昨年末に都内で行われたイベントで「LPGA(米女子ツアー)で戦うことが、これからの大きな目標。来年は2026年のための1年間にしたい。チャレンジしたい」と決意を新たにした。

今回の優勝で、年間ポイントランキング3位に浮上。今季終了時点で同ランキング15位までが、来季のレギュラーツアー出場権を手に入れることになる。念願だったLPGAツアーカード獲得に向け、大きく前進する形となった。