渋野日向子、初対面の原辰徳氏と意気投合!野球談議から成功へのヒント授かり「超楽しい1日」

プロアマ大会で一緒にラウンドする原辰徳氏(右)と記念撮影する渋野(撮影・上山淳一)

<国内女子ゴルフツアー:NOBUTA GROUP マスターズGCレディース>◇プロアマ戦◇22日◇兵庫・マスターズGC(6562ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝3600万円)

女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)は、23日開幕の延田グループ・マスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)に国内ツアー3週連続の出場を果たす。22日はプロアマ戦で前巨人監督の原辰徳氏(67)とラウンド。野球談議に花を咲かせ、ゴルフにも通じる成功のヒントを授かった。米女子ツアーで不振が続く渋野が、起死回生のアーチ(優勝)を狙う。

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初対面ながら人間力のある2人に、その壁は一切なかった。「原監督」「しぶこ」と呼び合い、いきなり意気投合した。

「すごく緊張感があった。重みのある言葉をいただき、超楽しい1日だった」

小雨の中、渋野は約5時間半のラウンドを笑顔で振り返った。巨人の4番打者を務め、監督として3度の日本シリーズ優勝、WBCで世界一になった愛称「若大将」の打撃理論は、こうだった。

「硬い物と硬い物がぶつかって、飛ばしている(感覚の)時は打撃もだめ。硬いバットと硬いボールだけど、どちらかといと、ゴムとゴムみたいな感じで打てている時が調子がいい」

その感覚で今、打てている選手が、渋野、原氏の中では昨季3勝でブレークした桑木志帆(22)で一致したという。

原氏からはかつての教え子、阿部慎之助(現巨人監督)の、打つ瞬間に腰を逆回転させるような動きや意識の「ツイスト打法」も補足で教えられた。

「ゴルフも野球もつながるところがたくさんある。あの短いバットでも“しならせて”打つ。本当にゴルフとまったく一緒。自分もそういうところを求めているが、さらに大事な部分だなと確認できました」

この日のグリーン上では渋野のパットがショートした場面もあったが、若大将にすぐさま「強く打つのがしぶこなんだから」と助言されたという。

「そう簡単にはできないけど、そういう気持ちを持つことが大事」と、自らに言い聞かせた。

主にショットの乱調が響き、米女子ツアー4年目の今季、初めてシード権喪失の危機にある。その低迷打破のための国内ツアー4連戦のまっただ中。予選落ち、40位と来て…この3戦目で国内4年ぶり通算7勝目へ全力投球したい。【横田和幸】

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