<国内女子ゴルフツアー:JLPGAツアー選手権リコー杯>◇第2日◇28日◇宮崎CC(6543ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝3000万円)
ツアー通算3勝の菅沼菜々(25=あいおいニッセイ同和損保)が、4連続ボギー発進から立て直せず、出場40人中、39位となった。1バーディー、6ボギーの77と5つ落として回り、通算9オーバー、153。38位から出て、順位を1つ下げた。
出だしの1番パー4で、ティーショットを右ラフに入れると、第2打もグリーン手前右のラフに打ち込んだ。第3打のアプローチはピン手前6メートルと寄せられず、2パットを要して落とした。5オーバーとし、1組前の第1組で出た、ともに第1ラウンド最下位の堀琴音と勝みなみに並んだ。
2番パー5もティーショットを右ラフに入れると、それまで履いていた長ズボンを脱ぎ、下に着ていたミニスカート姿になり、気合を入れ直した。だが続く第2打、さらに第3打と、立て続けに右ラフに入れた。ピンまで30ヤードの第4打のアプローチは、4メートルと寄せきれず、2パットを加えて再びボギーとした。
ともにパー4の3、4番はパットに苦しめられた。3番は、ようやくティーショットをフェアウエーに運び、第2打でグリーンに乗せてパーオンに成功。だが1メートル余りのパーパットを外し、3パットのボギー。4番では難しい下りだったとはいえ、1・5メートルのパーパットが、カップ右を通過。見守ったファンからも思わず「あー…」と、ため息が漏れた。
前半はさらに、9番パー5でもボギーをたたき、5つ落として折り返した。後半最初の10番パー4では、第2打を1・5メートルにつけて待望となる、この日最初のバーディー。だが、勢いに乗ることはできず、これが最後のバーディーでもあった。5ホール連続でパーを並べた後、16番パー3で6つ目のボギーをたたいた。
左ドッグレッグのホールが特徴的なコースで、右に曲がるフェードが持ち球の菅沼は「ティーショットのアドレスが、すごく取りにくくて。ティーショットで構えただけで『気持ち悪いな』という感じで、打ちやすいホールがないですね」と打ち明けた。今大会は、23年が40位、22年が37位。「もともと、あまり良くない大会なので、あまり期待して入ってきてはいないんですけど、ショットの調子は、3回目にして、今年が1番いいので、若干、自信はあったんですけど…」と、悔しさをにじませた。
この試合のためにパターも替えたが、数少ないコーライ芝グリーンの特徴をつかみきれず、グリーン上も苦戦している。「パターでリズムをつくれないと、どんどん悪くなっていきましたね…」と、歯車がかみ合わない感覚が抜けないという。
そんな中でも、宮崎県での試合は、好物のうどんを堪能することで、日々、リフレッシュしている。菅沼の中での「好きな食べ物ランキング1位」がうどん。365日、毎日でも食べたいようだが「(偏食は)あんまり体に良くないから…。300日ぐらい!」と、ほとんどの日にうどんを食べている。スコアが振るわなくても、うどんを食べることで、元気と活力をもらっていると感謝する。
首位とは15打差となり、残り2日間あるとはいえ、優勝争いに加わることは、難しいと感じている。「(セッティングが)難しいので、我慢したら順位がどんどん上がると思うので、20位以内を目指したい」。どんなにスコアが伸びなくても、持ち前の明るさは変わらず、前向きに話していた。