前田陽子、逆転でレジェンズツアー初V「今までの練習が今日につながった」明治安田カップ 

優勝した前田陽子のティーショット

<女子ゴルフレジェンズツアー:JLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップ>◇最終日◇13日◇静岡県川奈ホテルGC富士コース(パー72)◇賞金総額3000万円(優勝540万円)

レギュラーツアー2勝の前田陽子(41)が4打差を逆転して、この大会2回目の出場でレジェンズツアー初優勝を飾った。2位から出て4バーディー、2ボーギーの70で回り通算1アンダー、287。最後は2位に4打差をつけた。「うれしい。今まで一生懸命練習してきたことが今日につながりました」と喜びをかみしめた。

8番で首位に立つと折り返した10番からの3連続バーディーで優勝を引き寄せた。最終18番をパーで締めると思わずガッツポーズが出た。「やることをしっかりやった結果です。何打差とか意識しないで自分のプレーに徹したのがよかった」と振り返り「この優勝が少し自信になりました。ステップアップツアーでは常にトップテン入りできるようになりたい」と意気込みを話した。

2位には李知姫、3位に植木征江、4位に鬼沢信子、5位に酒井千絵、土肥功留美、福田侑子、佐藤靖子の4人が入った。大会は世界で戦えるシニア選手の育成・輩出の場として、対象年齢を40歳以上へ引き下げての4日間で行われた。40~49歳、50~59歳、60歳以上のクラスごとに距離設定の異なるティーからプレー。60歳以上で最上位者の植木には健活賞100万円が贈られた。欧州女子ツアー最多45勝のローラ・デービース(62=英国)は予選落ちも「残念な結果になったが、日本でプレーできたことは最高の体験になった」と振り返った。

○…大会を特別協賛した明治安田の根岸秋男取締役会長は「40~60代の選手が世代を超えてスポーツとゴルフの楽しみを広く伝えてくれたと思う」と述べた。また大会期間中、明治安田が推進する「みんなの健活プロジェクト」と、「地元の元気プロジェクト」に沿ったイベントを展開した。健康チェック(肌測定、血管年齢測定など)やスイングチェック、地元自治体による自治体紹介ブースを出展。第2日と第3日は、小・中学生向け課外授業「Hello,Golf!」を開催。近隣小学校の児童がスナッグゴルフやギャラリーの静寂を促すマーシャル体験などを行った。スナッグゴルフではローラ・デービースが指導する場面もあり、小学生との交流を図った。