桑木志帆がエビアン選手権初出場 気象条件も体調も厳しい中で「まずは予選通過を目指します」

メジャーのエビアン選手権に初出場する桑木志帆(本人提供)

メルセデス・ランキング1位で、今季通算2勝の桑木志帆(23=大和ハウス工業)が、女子ゴルフのメジャー第4戦、エビアン選手権(8日開幕、フランス・エビアン・リゾートGC)に初出場する。日本勢は16人が出場するが、日本を主戦場とする選手は桑木、佐久間朱莉、高橋彩華の3選手。日本ツアーから参戦する“筆頭格”として上位を目指す。

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会場となるエビアン・リゾートGCはレマン湖を望む。桑木は初めて訪れた風光明媚(めいび)なコースに「良い景色です!!」と感激した。さらに「日本っぽくてきれいなコースですね。かなりフェアウェーが絞られていて、コース自体も狭いところが似ている」と親近感も持った。コースを回り「傾斜地が多く、どんなライからでも打てる対応力が必要。グリーンの起伏も多いので、乗せる面が大事になってくる」とポイントを挙げた。

今季、国内で2勝を挙げた。メジャーは2試合に出場。全米女子オープンは24位。全米女子プロ選手権は14位とステップアップしてきた。最新のメルセデス・ランキングは今季初めて首位に立った。「海外メジャーでポイントを稼ぐことができたのが大きかった。前より大きく崩れなかったことが、少しずつ結果にも反映されているのかな」と手応えを感じている。

攻略のカギは「フェアウェーキープ」と挙げた。「フェアウェーの傾斜も多いので、そこも考慮して打っていきたいです」。

好調を維持してきたが、コンディションは万全ではない。「寝違えか疲労か分からないのですが、4日前から痛くて…。なかなか治らず。首が痛くて、ずっとグリーンとグリーン周りしか練習できていなかったのですが、ようやくショットも振れるようになってきました」と明かした。「ショートゲームでしっかりスコアをまとめられるように、ショートゲームに力を入れたい」と打開策を明かした。さらに「距離は今までのメジャーに比べて長くない。グリーンも止まるので、ショートアイアンで打てるようなところはピンを狙っていきたい」と積極的な姿勢は持ち続けている。

エビアンは避暑地として知られるが、連日最高気温は30度以上を記録している。「めちゃくちゃ暑いです」と苦笑いする。気象条件も体調も厳しい中で迎えるメジャー大会。目標は「コンディションが完璧ではないので、まずは予選通過を目指します」と控えめに意気込んだ。【近藤由美子】

○…サッカーのW杯北中米大会をずっと見ていたという。“推し選手”を聞くと「(ノルウェーFW)ハーランドにハマっています! 身長が高くてフィジカルが強くて決定力があるのがすごいです」と明かした。ノルウェーは準々決勝に進出。「(今後の試合も)見るつもりです! ノルウェーを応援しています」と期待を寄せている。

◆桑木志帆(くわき・しほ)2003年(平15)1月29日、岡山市生まれ。4歳でゴルフを始める。17、18年中国女子アマ連覇。プロテストはコロナ禍で順延された21年6月に合格。プロ4年目の24年資生堂・JALレディース(当時は資生堂レディース)でツアー初優勝。同年は国内メジャーのツアー選手権リコー杯を含む3勝。現在、国内ツアー通算5勝。倉敷芸術科学大在学中。趣味はカラオケ。好きな色はピンクと黄色。163センチ。血液型A。