<国内女子ゴルフツアー:明治安田レディス>◇最終日◇19日◇宮城県仙台クラシックGC(6692ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇曇り時々晴れ、気温29・9度、南南西の風0・7メートル◇観衆3904人
首位に3打差の5位から出た阿部未悠(25=ミネベアミツミ)が、逆転で2年3カ月ぶりとなるツアー通算2勝目を飾った。
出だしの4連続、終盤の3連続など9バーディー、ノーボギーの63で回り、通算20アンダーの268。スコアの63はツアー自己ベストを1打更新。2位の荒木優奈に2打差をつけての完勝だった。
優勝賞金1800万円を贈呈された阿部は、スピーチで「今週はショットがあまり調子が良くなくて、予選ラウンドは苦しかった。3、4日目で少しずつショットもパットも復調してきて、最終的には優勝という形で終われてほっとしているし、素直にうれしい。初優勝から2年ちょっとあいてしまったが、その間、良い時も悪い時も支えてくださった多くのスポンサー、家族や友人に恵まれてここまでこられたと思う。自分のゴルフをして3勝目、4勝目を挙げられるように頑張りたい」と時折、言葉を詰まらせながら心のうちを語った。
2021年6月のプロテストに合格した阿部は、「プラチナ世代」と呼ばれる古江彩佳らと同じ00年度生まれの1人。24年4月の富士フイルム・スタジオアリス女子でツアー初勝利を飾り、今回が2勝目。
昨年3月に、「週刊文春」で既婚者のキャディーとの不倫問題が報じられ、5月に日本女子プロゴルフ協会から厳重注意などの処分を受けた。7月には協会と選手の橋渡し役を務めるプレーヤーズ委員長を辞任していた。
◆阿部未悠(あべ・みゆう)2000年(平12)9月27日、北海道恵庭市生まれ。10歳からゴルフを始め、第一学院高(福岡)へ進学。21年6月のプロテストに合格。00年度生まれで古江彩佳、吉田優利、安田祐香らと「プラチナ世代」の1人。22年8月に電気部品メーカー「ミネベアミツミ」と所属契約。24年富士フイルム・スタジオアリス女子でツアー初優勝。趣味は読書、ゲーム、写真。クラシックバレエ経験あり。155センチ、血液型O。