【小林浩美会長の目】メジャー初Vの桑木志帆「きっちりパーを拾うのもトッププロの証」

日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(2026年6月撮影)

<日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)小林浩美会長の目>

<米女子ゴルフツアー:AIG全英女子オープン>◇最終日◇2日◇ロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC(6601ヤード、パー71)◇賞金総額1000万ドル(約16億円)優勝150万ドル(約2億4000万円)

桑木志帆(23=大和ハウス工業)が、プレーオフ2ホール目で激闘を制し、日本女子7人目の海外メジャー制覇の偉業を達成した。正規の18ホールは3バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダー、279。

     ◇     ◇     ◇

桑木さんは去年よりも技術が上がっているし、プラス体をすごく絞った。もっと勝ちたい、メジャーで優勝したいという目標にコミットして努力した結果だと思う。

大きなミスがなかった。やっぱり、上に行く人はショットの精度が高い。バンカーに入れても、打ち方を何種類も持っている。深いポッドバンカーに入れても、ロブショットを応用して対応できていた。日本ツアーでも桑木さんはどんどんやっていること。普段の力を本当によく出していた。

パッティングはタッチが良かった。距離感が合っていた。読み違うこともありますが、それは誰にでもあること。バーディーチャンスについて、入らなくて惜しい展開。精神的余裕もあったと思う。危なげはなかった。

プレーオフは一発勝負。プレッシャーがかかったところでも、きっちりパーを拾う。トッププロの証ですよね。

日本ツアーからスポット参戦で行っても、メジャーで勝つ強さを出した。日本ツアーの力を桑木さんが証明してくれた。協会も4日間大会を増やすなど、米ツアーに近づける努力もしてきた。世界に近づく環境がもっと増えれば、力を出す選手がどんどん生まれると思っています。

結果を出すのは本当に大変なこと。ここは日本にはないリンクスコース。私もプレーしたことがありますが、風が吹いたら、1日でクラブの番手が全然違った。技術も我慢もたくさん必要だったりするんですよ。やりきって結果を出した。本当にすごいなと思います。

【全英女子オープン】桑木志帆が逆転でメジャー初V 古江彩佳は8位→53位大苦戦…日本勢成績