<国内女子ゴルフツアー:北海道meijiカップ>◇最終日◇9日◇札幌国際CC島松C(6709ヤード、パー72)◇賞金総額9000万円(優勝1620万円)◇晴れ、気温25・0度、北北西の風4・6メートル◇観客4634人
プロ3年目の吉沢柚月(22=三菱電機)が、待望のツアー初優勝を飾った。初めての最終日最終組で5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーの208。竹田麗央らと同じ2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」から新たなヒロインが誕生した。2打差の2位に永井花奈(29)。
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通算2勝の実績を持つ安田祐香(25=NEC)と並んで首位からスタート。前半だけでスコアを二つ伸ばして抜けだし、後半も14、15番で連続バーディーを奪って突き放した。
優勝スピーチでは「ルーキーイヤーから苦しい時間が多かったが、こういう形で優勝できてうれしい。先週は全英女子オープンで桑木志帆さんが勝っている姿を見て、自分も頑張ろうという刺激をもらった。試合は続くので、これからも優勝を目指して頑張りたい」とし、最大震度7の地震が発生した熊本県の被災者へは「1日も早い復興を願っています」という言葉を贈った。
2打差の2位に69で回った永井花奈、3打差の3位に72で回った安田。
千葉・市川市生まれの吉沢は、2023年11月のプロテストに3度目の挑戦で合格。
プロ1年目の24年は、全19試合で18度の予選落ちという屈辱を味わって年間ポイントランキングは148位。2年目の25年は70位に善戦して下部ツアーでプロ初勝利を挙げた。
3年目の今季は5月のリゾートトラスト・レディースで河本結にプレーオフで敗れて2位になるなど、この大会までは14試合でトップ10が3度。成長著しく、ポイントランキングも18位で来季のシード圏内につけていた。
◆吉沢柚月(よしざわ・ゆずき)2003年(平15)11月23日、千葉・市川市生まれ。9歳からゴルフを始め、3学年上に吉田優利、2学年上に西郷真央が在籍した千葉・柏市の麗澤(れいたく)中・高へ進み、22年日本ウェルネススポーツ大入学。23年11月のプロテスト3度目の挑戦で合格。下部ツアーの25年山陽新聞レディース・カップでプロ初優勝。趣味はさつまいもスイーツを食べること。164センチ、57キロ。
◆ダイヤモンド世代 03年度に生まれた選手の有望ぶりを表す呼称として定着。21年最終プロテスト合格の94期生が中心。筆頭格は、米ツアーが主戦場の竹田麗央で国内ツアー通算8勝(うち日米共催1勝)。米ツアーメンバーとしても1勝を挙げた。川崎春花が桜井心那が5勝。1勝の尾関彩美悠、佐藤心結がいる。22年合格の95期生では、神谷そらが4勝。吉沢は23年合格の96期生。ほか、1勝の吉田鈴やツアー初優勝を目指す都玲華ら24年97期生がいる。