<国内女子ゴルフツアー:住友生命レディース東海クラシック>◇最終日◇20日◇愛知県新南愛知CC美浜C(6565ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇曇り、気温27・8度、西北西の風2・0メートル◇観客6622人
2位から出た佐久間朱莉(23=大東建託)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダー、203で並んだ神谷そらとのプレーオフを制して今季3勝目を飾った。逆転での2年連続年間女王へ執念の勝利となった。11アンダーの吉沢柚月が3位、10アンダーの古江彩佳と青木瀬令奈が4位。メルセデス・ランキング1位の桑木志帆は8アンダーで13位だった。
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昨季の年間女王の佐久間が初めてプレーオフ(PO)で勝利をつかみ、通算7勝目を挙げた。「1番でいいパッティングが決まってくれて、そこからフィーリング良くプレーできた」という言葉通り、5番パー5でのイーグルを含め前半だけで6つスコアを伸ばした。
後半の15番パー5では、この日2つ目のイーグルを狙った第2打を池に落とすも、「しょうがない」と即座に切り替えて、7ヤードのパットを沈めてパーセーブ。外せば神谷に並ばれる状況の中で、新たな取り組みが実を結んだ。「前はだいたいでやっていたけど、パターの調子が悪くなった2~3カ月前から自分で歩数を測るようになった。それで自分のストロークができるようになった」。その成果を重要な場面で発揮した。
23年6月以来、自身2度目のPOでは第2打を寄せきれなかったが、集中を失わなかった。「前回はフワフワした状態だったけど(今回は)それがなかった。緊張感が楽しかった。最後は『勝ったー』と思った」。3年間の確かな成長にうなずいた。
3月のダイキン・オーキッド・レディース、8月のニトリ・レディースに続く今季3勝目により、2年連続年間女王への道も開けてきた。今季のメルセデス・ランキングでは1位の桑木に次ぐ2位だが、大会前に752・79だった差を583・79へ縮めた。次に目指すは、優勝で400ポイント獲得となる国内メジャー、日本女子オープンでの優勝だ。
「メジャーを勝てたら年間女王も見えてくる。諦めずに最後までプレーしたい」。逆転女王へ、2週間後の大一番へ照準を合わせた。【永田淳】