<国内女子ゴルフツアー:日本女子オープン選手権>◇最終日◇4日◇兵庫・宝塚GC(6185ヤード、パー70)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)◇雨、気温18・1度、東北東の風0・8メートル◇観客8539人
雨の宝塚決戦は、最後は桑木志帆(23=大和ハウス工業)の涙雨に変わった。この大会の初優勝はならなかった。
通算11アンダーで突入した申ジエ(38=韓国)とのプレーオフは、3ホール目で相手のバーディーで決着した。
正規の18ホールは、桑木の2打差リードで首位スタート。一時3打差にリードを広げながらも、残り6ホールで追いつかれた。
「悔しい。でも、ジエさんがすごくいいプレーをしていたので、自分も応えたかったが、あまりできなかったです」
多くの記者に囲まれた桑木は、目がやや潤んでいるように見えた。
「自分のプレーに集中してやろうと思っていた。久々に悔しい思いをしたので、また強くなれると思う」
今夏の全英女子オープンではドイツ選手とのプレーオフを制し、日本女子7人目の海外メジャーを獲得。それから2カ月、この大舞台を制すれば、樋口久子と渋野日向子に続く、日本勢3人目となる国内外メジャー同一年優勝の偉業達成だった。2024年ツアー選手権リコー杯以来のメジャー2勝目だった。
勝てば自身初の2週連続優勝、ツアー今季4勝目、通算7勝目だったが、それも今後へお預け。悔しい涙をのんだ桑木は、今季残り試合でさらに成長しそうだ。【横田和幸】