今季米ツアーで躍進の久常涼、グリーン上でもどかしさ 「もったいない部分があった」

<米男子ゴルフツアー:ベイカレント・クラシック・レクサス>◇第2日◇9日◇横浜CC(7322ヤード、パー71)◇賞金総額800万ドル(約12億8000万円)優勝144万ドル(約2億3000万円)

米男子ゴルフの秋季シリーズ、ベイカレント・クラシック・レクサスは9日、神奈川県横浜CC(パー71)で第2ラウンドが行われ、12位から出た松山英樹は3バーディー、4ボギーの72とスコアを落とし、通算3アンダーの139で首位と8打差の30位に後退した。米沢蓮が通算5アンダーの20位で日本勢のトップ。久常涼は4アンダーの26位で、金谷拓実と砂川公佑が30位。キース・ミッチェルと初日首位のジェーコブ・ブリッジマン(ともに米国)が通算11アンダーでトップに並んだ。大会は4日間、予選落ちなしで争う。

  ◇  ◇  ◇

久常は再三チャンスをつくりながらも惜しいパットが続き、3バーディー、3ボギーの71と足踏み。首位との差は7打に広がり「もったいない部分があった。本当に残念」と悔しさをにじませた。

課題は明確だ。象徴的だったのは池が絡む前半の11番。残り192ヤードの2打目を2・5メートルにつけながらバーディーパットを外した。「狙ったところに打ち出しても、思ったほどボールが切れなかった。ラインが読めていない」と認識し、ラウンド後は練習場で試行錯誤を重ねた。歯車さえかみ合えば、一気に伸ばす可能性は十分にある。

23年に欧州ツアーで初優勝し、24年から世界最高峰の米ツアーに主戦場を移した24歳の若き実力者。今季はトップ10入りが5度と躍進し、2週前の団体対抗戦プレジデンツ・カップでは世界選抜の一員に初めて選出された。

残り2日間で悲願の初優勝に向けて反撃を狙う。「流れに乗れればビッグスコアも出せると思う」と巻き返しを期した。