松山英樹、バックナインで失速 8打差29位で自国開催V厳しく ベイカレントゴルフ第3日

16番、コースを確認する松山英樹(撮影・水谷安孝)

<米男子ゴルフツアー:ベイカレント・クラシック・レクサス>◇第3日◇10日◇横浜CC(7322ヤード、パー71)◇賞金総額800万ドル(約12億8000万円)優勝144万ドル(約2億3000万円)

米男子ゴルフの秋季シリーズ、ベイカレント・クラシック・レクサスは10日、神奈川県横浜CC(パー71)で第3ラウンドが行われ、30位から出た松山英樹(34=LEXUS)は1イーグル、5バーディー、5ボギーの69で回り、通算5アンダーの208で29位となった。首位と8打差。67と伸ばした砂川公佑が通算7アンダーで日本勢トップの17位につけた。マイケル・ブレナン、ザック・ボーシュー、初日から首位のジェーコブ・ブリッジマン(以上米国)が通算13アンダーでトップに並んだ。

◇ ◇ ◇

「素晴らしいゴルフと最低なゴルフが入り交じった」。

前半の猛チャージがうそのように、松山はバックナインで失速した。トップとは8打差のままで、年に1度の自国開催での米ツアー優勝は極めて厳しくなった。

文字通りの猛チャージだった。最初の見せ場は、3番パー3でバーディーを奪って迎えた4番パー5。残り263ヤードの2打目を3番ウッドで1メートル強につけてイーグルを奪った。5番パー4、6番パー5、7番パー3と次々とピンに絡めて5連続でスコアを伸ばす猛チャージを見せて30で折り返し、上位浮上の期待を抱かせた。

ところが、後半に入ると流れが一変する。2打目を池に入れた11番で初めてボギーをたたくと、12番も寄せきれずに落とした。風向きが目まぐるしく変わり「どうしたらいいのか分からなくなった」。大観衆を沸かせていた得意のショットは影を潜め、後半は39と別人のような内容だった。

最終ラウンドは「ベストを尽くしてバーディーをたくさん取れるようにしたい」。この日の前半に見せたような猛チャージで、日本のエースが意地を見せられるか。