<全国高校駅伝女子>◇23日◇京都・西京極陸上競技場発着(5区間21・0975キロ)◇47校

 女子は2年ぶり3度目出場の常葉学園菊川(静岡)が1時間10分10秒で同校の最高位タイムを記録し18位に入った。一昨年の記録を1分9秒上回る新記録を樹立。2区の山本知世主将(3年)が区間15位の快走を見せた。

 常葉菊川の主将が意地を見せた。1区の山本菜緒(1年)から17位でたすきを受けると、2区の山本知は「少しでもいい順位でつなぎたかった」と序盤で1人をかわし、その後は同区間2位の横江(兵庫・須磨学園)と並走してペースアップ。さらに1人かわして15位に浮上した。チームでは唯一、2年前の全国大会を経験していた主将が快走し「今年は引っ張っていく立場。高校生活最後なのでみんなのために走りました」と全力を尽くした。

 アンカーの久保彩乃(2年)がたすきを受けた時点で20位に順位を落としたが、2人をかわして18位でフィニッシュ。一昨年と同様の順位に終わったが、チーム記録を1分以上縮めた。

 今夏は岐阜県内で2度の合同合宿に参加した。この日優勝した京都・立命館宇治や5位入賞の大阪・薫英女学院などの強豪高と同じ練習を行ったことで全国のトップレベルを肌で感じることができた。八木本雅之監督(51)は「記録を出せたし、頑張ったと思う」と選手の奮闘に目を細めた。

 悲願の入賞は来年以降に持ち越しとなった。1区の山本菜は「強豪とのレベルの差を感じた。また強くなって戻ってきたい」とリベンジを誓った。【神谷亮磨】