降雨順延のため2日がかりの熱戦となった4大大会男子初の“日韓戦”を、世界9位の錦織圭(27=日清食品)が意地で制した。同67位の鄭現(21=韓国)に7-5、6-4、6-7、0-6、6-4で勝ち、大会3年連続4度目の16強入り。

 敗れた鄭現は、アジアのエースとの初対戦に「初めてケイと対戦できて、本当に誇りに思う。いい試合もできた」と、勝利まであと1歩と迫って満足そうだった。第3セットは「簡単に負けたくなかった」と奮起して奪取。しかし、雨でこの日に順延となり「ケイは攻撃的で最後までファイトした」と話した。また、「韓国ではみんなケイのことが好き」とも話した。