Bリーグは8日、都内の事務局で会見し来季の競技レギュレーションなど理事会承認事項を発表した。

 入れ替え戦などの結果を踏まえ、来季東地区は中地区から川崎ブレイブサンダースとサンロッカーズ渋谷が移り、栃木ブレックス、アルバルク東京、千葉ジェッツにレバンガ北海道を加えた超激戦区となる。

 プレーオフ出場クラブが各地区の順位で決定されることから、地区内の試合数を6回戦総当たりの30試合とし、残り30試合を他地区との対戦とすることで公平性を高めるという。チャンピオンシップの試合方式は、来季は替えず、18~19年シーズンへ向けては、8月までに積極的に議論するとした。

 大河正明チェアマンは「1年しか見ていないところで(レギュレーションを)変えていいのか。もう1年ちゃんと見た方がいい」と話した。チャンピオンシップの準々決勝、準決勝が2戦先勝方式で、第3戦が5分前後半となるやり方や、チャンピオンシップ決勝が、一発勝負形式であることについては、さまざまな議論があるという。

 大河チェアマンは「決勝は私も個人的には5戦でやってもいいと思うが、テレビやBリーグ自体の人気という面もあって、夏に向け議論していきたい」と話した。また、Bリーグ1部昇格条件の追加として、Bリーグ2部の平均入場者数が1500人未満であるクラブは、1部昇格を認めないという項目が新たに設けられた。