世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)が棄権し、同38位のカレン・ハチャノフ(ロシア)に敗れた。

 同大会ではいずれも試合中ではなかったが、昨年も2回戦前に、一昨年は準決勝前に棄権しており、3年連続で棄権による敗退となった。

 第1セット、お互いにキープが続き2-3となったところで錦織はメディカルタイムアウト。1月の全豪オープン時に痛みを抱えていた、左臀部付近を気にする様子で、トレーナーの治療を受けた。再開したがボールを追えず。第6ゲーム途中で棄権した。

 今大会は芝のコートで行われ、7月2日に開幕するウィンブルドンの前哨戦だった。