フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さん(27)が12日、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)団体女子フリーで、五輪史上女子3人目となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた長洲未来(24=米国)を祝福した。

 自身のインスタグラムで「平昌オリンピック始まりましたね」「未来ちゃん 3A成功おめでとう」とつづった。3回転半を五輪で決めたのは92年アルベールビル大会の伊藤みどり、10年バンクーバー大会、14年ソチ大会の浅田さん以来だった。

 ロサンゼルスですし店を営んでいた日本人の両親の元に生まれた長州は演技後、「8年前、真央ちゃんが五輪のプレッシャーがかかっている中で跳んでいたのを見て、自分もそういうジャンプを跳びたいと思ってきた」と明かしていた。昨夏、日本でのアイスショーでは浅田さんが長洲の3回転半を見て、「これなら跳べるよ」と背中を押していた。