男子プロバスケットボールのBリーグ、レバンガ北海道の折茂武彦選手兼社長(47)が27日、札幌市内での練習後、チームの北広島市移転願望を口にした。前日26日に、日本ハムの新球場候補地が同市に決定したことを受け、隣接する北広島市総合体育館のBリーグ規定のアリーナへの改築を、同市の上野正三市長(70)に陳情する意向を示した。「リーグのシーズンも違うので、ワンチャン(ス)あるはず」と期待した。

 NBL時代の13-14年シーズンまで同体育館を試合会場として使用していた。現在も定期的にクリニックなどで活用する。現状では座席数が1000人未満と少ないため、大がかりな増築、もしくは新設が必要となる。折茂社長は「先日(上野市長に)お会いして(移転構想を)話した時に『いいね』という言葉をいただいている。ボールパーク内の冬場の動員にも協力もできるし、1万人の規模のアリーナをあらためてお願いしてみる」と目を輝かせた。