日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部会が15日、都内で開催された。アメリカンフットボールの「悪質タックル」を例に挙げて、フェアプレーの徹底をあらためて再確認した。

 国内競技団体の代表者71人が集結した会の冒頭で、平岡専務理事が「アメリカンフットボールでルールを無視した、傷害事件のようなものが起きました。ルールに基づいて競技がある。これは絶対条件です!」と強い口調で訴えかけた。その上で「人間力なくして、競技力向上なし。勝てばいいというものじゃありません」と訴えかけていた。