日本アメリカンフットボール協会の国吉誠会長が15日に都内のスポーツ庁を訪れ、日大のラフプレー問題の経緯などを報告した。

 面談後に「ありえないプレー。重大事案として受け止めている」と陳謝し「原因究明と再発防止の観点から報告した」と話した。

 関東学生連盟は10日に当該選手を対外試合出場禁止、内田監督ら指導陣に厳重注意などの暫定的処分を発表した。今後は設置した規律委員会が調査して、理事会で最終処分を決定する。現在は当事者の両校や審判らの聞き取りを始めている。国吉会長は「推移を厳しく見守っていきたい」と話した。

 また、14日に日大とのオープン戦を中止した立大と東大が、6月10日に調布・アミノバイタルフィールドで対戦することになった。