ノルディックスキー・ジャンプ男子のレジェンドで、震災に見舞われた北海道札幌市在住の葛西紀明(46)が、大きな被害を受けた地域に支援物資を届けたことを報告するとともに、現地の状況を伝えた。

葛西は12日、監督兼選手で在籍する土屋ホームスキー部(札幌市)として、震度7を観測した厚真町をはじめ、安平町、むかわ町などの被災地に支援物資を届けると発表。同日更新のブログでは、訪れた被災地の様子を報告した。

甚大な被害を受けた厚真町では「んーーーーーーーーーなんだか気持ちが…心が痛いです。沢山の被災者がよく来てくれたね!って笑顔で言ってくれましたが、なんだか辛さが伝わって来て」と胸中をつづった葛西。「敷布団は無くてダンボール箱を六つ八つ合わせてベッド代わりにしてました。背中痛そうでした」と被災者の現状を伝え、「むかわ町も厚真町もお肉が足りなくて、お肉を沢山届けたら凄く助かります!と皆んな大喜びでした」と報告した。