全米オープン女王で世界7位、第3シードの大坂なおみ(20=日清食品)が4強入りした。同25位のバルボラ・ストリコバ(32=チェコ)を6-3、6-4で破った。

大坂は試合後「(ストリコバとの対戦は)3回目なので。いい選手だということはわかっていた。難しい試合だった」と振り返った。第1セットは第4ゲームをブレークし優位に立ったが、第7ゲームをブレークされた。第2セットも第5ゲームをブレークしたがストリコバの連続ダブルフォールトに助けられてのものだった。

それでもストレートで勝ちきった。3年前のこの大会でストリコバに敗れた一戦を思い起こし「(あれから)全ての面で成長したと思います」と話した。

全米オープンを制し日本へ凱旋となる今大会を楽しんでいる。「(緊張?)ノー、全然。ドキドキ」。インタビュアーに「楽しんでるドキドキか」と問われると「はい」と笑顔を見せ、会場から大きな拍手を浴びた。

準決勝は同37位カミラ・ジョルジ(26=イタリア)と対戦。勝てば準優勝した16年以来の決勝進出となる。