昨季世界選手権銀メダルの樋口新葉(17=東京・開智日本橋学園高)が、フリーで109・74点、合計167・01点で5位に入った。現地に入ってからの練習で右ふくらはぎをつって調整がうまくいかなかった影響もあり、ショートプログラム(SP)では3本のジャンプ中成功したのは1本にとどまり、4位と出遅れた。変更したばかりのフリー「四季」でも、ジャンプミスが重なり、得点は伸びなかった。SP12位の松田悠良(20=中京大)は、95・27点、合計143・02点で9位だった。

SP2位のテネル(米国)がフリー137・15点、合計206・41点で優勝。平昌(ピョンチャン)五輪銀で、今季からカナダに拠点を移したメドベージェワ(ロシア)はSPで首位につけていたが、フリー133・91点、合計204・89点で2位となった。