競泳の北島康介杯前日会見が16日、東京辰巳国際水泳場で行われた。

5度目の今年から男女1人ずつの最優秀選手賞に賞金50万円が贈られることになった。国内大会では珍しい賞金に、大会委員長の北島氏は「試みとして賛否両論はあるかもしれないが、選手が頑張るきっかけになってくれれば」と狙いを説明した。

また昨年までの同杯は、東京都選手権を兼ねて開催されていた。今年は、東京都選手権と別の大会として、行われる。他県出身の選手が決勝に出場できることも可能となった。東京都水泳協会の副会長も務める北島氏は「たくさん大会をつくっていこうという流れ。選手が(多くの)試合に出られるチャンスをつくってきたい」と話していた。