第2戦スケートカナダ2位の山下真瑚(15=愛知・中京大中京高)が、SPでジャンプミスを連発し、51・00点で10人中9位と出遅れた。

予定していた3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプは3回転ルッツで後ろに傾いて手をつき、2回転半は回転不足、3回転フリップは転倒した。スケートカナダから今大会までに体調を崩したり、新調した靴が足に合わなかったりとトラブルがあり、「練習不足だった。(ジャンプが)跳べるかなと不安があった」と明かした。

GPファイナル(12月、カナダ・バンクーバー)進出は厳しい状況となったが、17日のフリーに向け、「後半の体力が心配ですが、何とか最後まで滑りきりたい」と前を向いた。