世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)に異変!? 同27位の謝淑薇(台湾)との3回戦を翌日に控え、室内コートで練習した。

日本テニス協会の大坂担当を務める吉川真司コーチと打ち合っていたが、約15分後にストップ。コートから去った。

練習途中で腰をたたき、何度も柔軟をするなど、背中か腰に異変が起きているのは明らかだった。兆候はあった。17日の2回戦でも、第2セットの第3ゲーム終了後にトレーナーを呼び、痛み止めなのか錠剤を飲んでいた。

会見でその点を聞かれると「試合を終わらせて勝てたんだから、たいしたことじゃない」。患部を「腰か?」と聞かれると「あんまり聞かないで。大丈夫よ」とけむに巻いた。昨年10月の中国オープン準決勝でも、背中と腰を痛めていた。

3回戦で対戦する謝淑薇は、多彩なショットを使うテクニシャン。ドロップショットも多用するため、大坂を走り回らせることは想像できる。健康体でも対応が難しいだけに、異変を抱えながら耐えられるか。試合は日本時間19日午前9時から行われる。