準々決勝でジョコビッチ(セルビア)と対戦する錦織圭(29=日清食品)はこの日、練習をキャンセルした。

21日の4回戦で自己最長の5時間5分を戦っていた。世界ランク1位との大一番へ「リカバリーが先決」と語っていたように、関係者によると休養と回復に努めたという。対戦成績は錦織の2勝15敗で現在14連敗中と圧倒的に分が悪いが、男子シングルスの日本勢で1932年大会ベスト4の佐藤次郎以来87年ぶりの4強入りを目指して天敵に挑む。