東地区最下位のレバンガ北海道は、中地区2位の川崎ブレイブサンダースに77-92で敗れた。16年Bリーグ発足以来ワーストを更新する11連敗。内海知秀監督(60)は「オフザボールで簡単にボールを持たせないディフェンスをしていかなければ、失点はなくなっていかない」と敗因を挙げた。

10点を追う第3クオーターは一時5点差まで縮めるも、残り3分過ぎから10連続失点。勝負どころで引き離され、逆転勝利への望みが完全にたたれた。

この日で他地区との対戦が終了し、残り11試合は強豪ぞろいの同地区が相手となる。下位4チームがまわるB1残留プレーオフを回避するためには、現在14位秋田とのゲーム差5を埋める必要がある。自己最多38得点と気を吐いたバイロン・ミュレンズ(30)は「今は厳しい状況ですが、チームや選手がそれぞれ強いマインドとプライドを持って戦わなければいけない」と、次節27日のA東京戦(札幌・北海きたえーる)へ気持ちを切り替えた。