柔道女子日本代表の増地克之監督(48)は16日、52キロ級世界女王の阿部詩(18=日体大)が2月に負傷した左肩を再び痛めたことを明かした。

都内での女子代表合宿に不参加だった阿部について「稽古中に痛めて違和感があるとのことだったため、無理をさせずにしっかり治すことを優先させた」と説明。2連覇を狙う世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)前の5月のグランドスラム・バクー大会に出場の意向を示していたが「良い状態で本番(世界選手権)を迎えられるように、本人や所属と話し合って決めていきたい」と話した。