柔道日本代表が帰国 井上監督は向と村尾に成長期待

柔道のグランドスラム(GS)バクー大会に出場した日本代表が14日、成田空港着の航空機で帰国した。

男子90キロ級の向翔一郎(23=ALSOK)、村尾三四郎(19=東海大)はともに2回戦で敗れた。男子を指揮する井上康生監督(40)は「あらためて厳しい現状を突き付けられた。しかし、やるべきことは明確になった。しっかりと次の大会へ準備を進めていきたい」と述べた。

その「課題」としては「ペース配分が慎重になりすぎた。先手を取る試合展開が必要」「印象がいい試合の流れをつくっていく必要がある」を挙げた。積極的に攻めの姿勢を貫くことを求めた。同階級は世界でもレベルが拮抗(きっこう)しているだけに「十分にチャンスはあるのではないか」と奮起を促した。

世界選手権(東京)までは残り約3カ月。井上監督は「東京五輪へ向けて重要」と位置付けを強調し「1日1日を大事にしていきながら、1つ1つの練習、大会を大事にして、危機感を感じながらやらないといけない」と話した。90キロ級代表の向に関しては「今までは研究されていない身で思い切りできたと思うが、これからは細かいことも研究される中で戦っていかないといけない」。その上で世界選手権、その先の東京五輪(オリンピック)へ向け、今後の成長に期待を寄せた。