飛び込み世界選手権(7月12日開幕、韓国)代表の坂井丞(26)寺内健(38=ともにミキハウス)組が15日、神奈川・相模原市内で練習を公開した。

同選手権で出場するシンクロ板飛び込みで10位以内に入ると、全競技を通じて個人名での「東京五輪内定1号」になるチャンスがある。

16年リオデジャネイロ五輪は個人種目で出場した坂井は「シンクロ飛び込みで五輪に出ると(日本で)初めてになる。(五輪内定)1号もあるし(寺内の6度目五輪という日本人)最多もかかっているので、邪魔しないようにしたい」とにやり。12歳上の寺内は「急にプレッシャー、かけんなよ」苦笑い。「1号にこだわるよりも、やるべき事をやらないと(結果は)手は入らない。結果的に早く決まればうれしいだろうし、五輪に向けて早く準備できることは大きい」とベテランらしく先を見据えていた。