リオ・オリンピック(五輪)銀の太田忍に連勝して世界選手権代表を決めた文田健一郎は「イメージ通りの試合ができた」と胸を張った。激しいライバル関係を制して東京五輪に近づき「(太田)忍先輩がいたから、強くなれた。まだ通過点。世界選手権で東京(五輪)を決めたい」。

敗れた太田は「東京で金メダルのゴールは変わらない」と話し、五輪階級の67キロ級への転向、さらに非五輪階級の63キロ級で世界選手権を狙うためにプレーオフ出場も示唆した。