新潟県ボクシング連盟が主催する決起集会「東京オリンピックを成功させよう新潟から」が16日、新潟市で開催された。関係者ら60人が集まった。

20年東京五輪のボクシング競技に対する地域の関心を高めようというもの。県連盟の仁多見史隆副理事長(44)は「東京五輪というビッグイベントにあやかって、新潟のボクシング自体も盛り上げたい」と話す。28日からは全国高校総体が宮崎市で始まる。仁多見副理事長は「県勢が1人でも多く入賞(ベスト8以上)するよう頑張りたい」と話した。

この会では、96年アトランタ五輪ライトウエルター級代表の仁多見副理事長(興農館-東農大)、92年バルセロナ五輪ライトフライ級代表の佐々木忠広氏(49、巻農-東農大)、12年ロンドン五輪日本代表コーチの平野義幸氏(36、興農館-東農大)の県出身元五輪代表選手、スタッフが公の場で初めて顔をそろえた。佐々木氏は「微力ながら、お役に立ちたいです」と話した。

県連盟は今後、東京五輪のPRのほか、五輪選手、プロの元世界王者を新潟に招いての講習会開催などを検討していく。