【光州=益田一弘】牧野紘子(19=東京ドーム)が、手応えをつかんで、最初の種目を終えた。

本命種目の200メートルバタフライの前に同100メートルに出場。予選は自己ベストの58秒33で全体の16番目で通過した。「泳いでいる時はタイムがわかんなくて。準決勝が目標でぎりぎり達成できてよかった。最初のレースで緊張したけど、いい流れが作れれば」と喜んでいた。

午後の準決勝は58秒49で1組8着だった。「欲を言えば、57秒台と思ったが。ラスト10メートルで浮いてタッチも合わなかった」と決勝進出はできなかった。それでも「私以外は57秒台の、そういうハイレベルなところで泳げた。200メートルにつながると思う」と口にした。