17日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ルーキーのアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

コースレコードを更新する1分31秒442の最速タイムを記録した。

気温38度と猛暑に見舞われたツインリンクもてぎは非常に厳しいコンディションだったが、前戦富士で初優勝を挙げたパロウはここでもフリー走行から終始速さを見せつけて結果に結びつけた。

「前回の富士で最高の気分を味わったので、今回も味わいたくて頑張ったよ。今日はとても暑くて大変だったけど、最後のQ3では最高のラップにすることができたよ」

2位には平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3位には福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが視察に訪れる中、10月に行われるF1日本GPの金曜フリー走行出走を目指す山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は5位につけた。(山根玄紀通信員)