バド園田、嘉村組が三度目の正直へ 五輪切符へ勝負

【バーゼル(スイス)17日=松熊洋介】今年こそ頂点に。19日に開幕する世界選手権に向けて、ソノカムペアこと男子ダブルスの園田啓悟(29)、嘉村健士(29=トナミ運輸)ら日本代表「バード・ジャパン」が17日、試合会場で練習を行い、コートの感触をつかんだ。

練習後、取材に応じた嘉村は「一昨年は銅メダル、昨年は銀メダル。今年こそはという思いはある」と話した上で「初戦から自分たちらしいプレーをしないと厳しい。まだ時間はあるので、自分のプレーを取り戻したい」と話した。

7月のインドネシア・オープンではトナミ運輸の後輩である保木、小林組に敗れた。前に出てどんどん攻撃する自分たちのスタイルを見失いかけた。話し合いを重ね、翌週のジャパン・オープンで準決勝まで進出し「75%くらい」まで立て直した。ところが7月末のタイ・オープンでは再び精彩を欠き、まさかの初戦敗退。現在のコンディションを問われ、2人とも「100%に届いていない」と、万全ではない。

それでもシードにより初戦(2回戦)は21日となり、準備期間が延びた。嘉村は「最近個人的に考えすぎている。ベテランの域にきているので、ビデオで分析してできること、できないことをしっかり確認して試合に臨みたい」。園田も「初戦からが勝負。持ってる力を出し切れば100%に近づく」と前を向いた。

グレード1の格式の高い大会。優勝すれば東京五輪出場を懸けた選考レースでは、大きな意味を持つ。29歳のベテラン2人がコンディションを「100%」に持っていき、世界の頂点に“三度目の正直”で立つ。

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  • 本番と同じ会場で練習する男子ダブルス園田啓悟(右)と嘉村健士(撮影・松熊洋介)