【バーゼル(スイス)=松熊洋介】女子ダブルス世界ランキング2位の高橋礼華(29)松友美佐紀(27=日本ユニシス)組が、マレーシアのペアに21-12、21-13のストレートで勝利し、8強進出を決めた。

昨年は3回戦で敗れ、高橋の中に「16強でいつも負ける」イメージができてしまったが、ついにその壁を破った。高橋は「まずはしっかり8強に残れて良かった」とホッとした表情で話した。松友は「世界選手権は3位があるが全然成績を残せていなかった。7度目という経験もあるし、今後につながっていけたら」と語った。

試合内容はほぼ完璧だった。前日の2回戦よりも相手のレベルが上がり、自分たちも本調子ではない中、自分たちのプレーを見せつけ、37分であっさりと勝利した。高橋は「レシーブからのプレーを意識した。半分くらいはできたかな」と笑顔で振り返った。

メダルをかけた準々決勝は23日、同7位の李茵暉、杜■(中国)組と対戦する。

※■は王ヘンに月